
いよいよ最終章に突入!!月9「絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~」は、最先端のAIを駆使して犯罪を未然に防ぐという新感覚の刑事ドラマです。これまでのストーリーでは、沢村一樹さん演じる主人公・井沢が「ミハンチーム」を率いて奔走。最新のAIが分析した危険人物の周囲で潜入捜査を行い、これから起きそうな凶悪犯罪を未然に食い止めてきました。
第八話では、ミハンの情報を知る何者かが暗躍!ミハンシステムが警告した危険人物のうち、三名が謎の失踪を遂げ、あの悪女・仁科社長も行方不明になっていました。公安の曽根崎は真っ先に井沢を疑いますが…!?今回はそんな「絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~」第八話のあらすじをネタバレありでご紹介します!!
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目次
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【絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~】前回のあらすじ
井沢たちはさっそく、いつも通り潜入捜査を開始。井沢はフィットネスクラブのトレーナー、小田切と山内はラブラブカップルの会員、加賀美は取材のためにやってきた大物小説家、吉岡は小説家の編集担当…という役柄です。
捜査の結果、仁科は悲劇の未亡人ではなく、とんでもない悪女だったことが判明。なんと、夫・輝幸氏とその元婚約者を次々に殺害し、その事実を知った科捜研の真鍋を買収。真鍋は実直な人物でしたが、息子の心臓移植の手術代を払うため、仕方なく仁科に協力しました。しかし真鍋が罪の重さに耐えきれず、事実を告白しようとしていたため、仁科は真鍋をも殺害しようとします。
真相にたどりついた井沢たちは真鍋の元に駆けつけますが、真鍋は仁科が差し出した毒入りの煙草を吸って自殺。5年前の真相は闇に葬られ、真鍋の死も毒が検出されず、仁科を逮捕することもできませんでした。井沢たちは大きなショックに打ちのめされますが、ミハンの捜査情報を知る何者かが仁科を銃で殺害。さらに、いつの間にか、ミハンシステムが警告した危険人物のうち、三名が謎の失踪を遂げていました…。
【絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~】第八話「いよいよ最終章!!悪を処刑する仕置き人!!」(2月24日放送分)ネタバレ・あらすじ
小田切は普段よりもちょっとオシャレして、今夜もスポーツカメラマンの篠田とデート。覚悟を決めて、「あの、篠田さん…この間の返事なんですけど…ごめんなさい。ずっと待ってもらって。…よろしくお願いします!」と先日の告白の返事をします。もちろん篠田は大喜びで「それってOKってことですかね?一瞬断られたのかと思いました、良かった…!こちらこそ宜しくお願いします」と言い、小田切と手を取り合って歩き出します。
小田切はリラックスした笑顔で、幸せいっぱい。しかしとつぜんミハンからの呼び出しが入り、小田切は思わずガックリ。それでも篠田は「行ってください、大事な仕事ですもんね」と優しく送り出してくれます。小田切が「はい!行ってきます!!」と気を取り直して駆け出すと、篠田は少し離れたところから「また、すぐ会えますよね…!?」と質問。小田切はとびっきりの笑顔で「はい!もちろん!!」と答えて、立ち去って行きました…。
ミハンチームを召集したのは、あの公安の意地悪な男・曽根崎でした。曽根崎は「ミハンに絡んだ連続失踪事件が起きている。正義を気取った仕置き人が拉致して殺害した可能性が高い。常軌を逸した人殺しはこの中にいる…」と語り、特に井沢を疑っているようです。確かに今、ミハンの情報を知る何者かが、危険人物のうち3名を密かに殺害し、先日ミハンが取り逃がしてしまった女社長・仁科も行方不明になっています。
しかし香坂は「危険人物の連続失踪事件…。その真相を突き止めます。この中に殺人犯がいないことを証明するために!」と断言。ミハンの仲間達を信じて、ともに真犯人を追うことにします。
失踪した危険人物の3名は、不動産詐欺師・SNSヤミ金の経営者・殺人事件を起こした政治家の息子…と、いずれも根っからの悪党ばかり。卑怯な手を使っているので、罪を犯しても逮捕されず、野放しになっていました。山内は不安そうな吉岡に「井沢さんはやってない、俺はそう信じてる。確かに井沢さんはさまよう殺意を抱えながら、ミハンの捜査を続けてる。俺たちができることはミハンを法制化に導くこと。それがきっと井沢さんの救いになるはずだ…」と語り、まずは真犯人を突き止めることに尽力します。
一方、香坂と井沢は町田殺しの捜査へ。井沢は真犯人について、「犯人はまるで…。ミハンの法制化を強く願ってるみたいだ…」と推理。香坂が真剣な眼差しで「あなたも法制化を願っていますか?…法制化された後もミハンにいてください」と語りかけると、井沢は「僕が犯人かもしれないのに?」と苦笑。それでも香坂は「あなたを信じています。あなたが必要なんです!」と切実に訴えます。
井沢が「…何か告白みたいになってますよ」とほほ笑むと、香坂もちょっと照れたような笑顔。少し肩の力を抜いて、「とにかく真相を突き止めましょう!ただ、町田殺しに関する証拠は何も出てきていません。今回の事件も…」と具体的な捜査の話に戻ります。すると井沢は「…イノシシが教えてくれるかも…」とポツリ。なんと、町田の別荘付近では野生のイノシシの被害がたびたび出ていて、畑の所有者が駆除の依頼をするためビデオカメラで撮影をしていたのです。
この井沢のヨミ通り、そのビデオには町田の死亡推定時刻に現場付近をうろつく怪しい人影が写っていました。さらに、山内・小田切・吉岡たちも、膨大な量のドライブレコーダーをしらみつぶしにあたり、被害者が拉致された現場付近2カ所で不審人物の映像を発見。しかし、どちらも画像が不鮮明で、これ以上は画像解析でも顔や特徴が分かりません。
そこで井沢は「歩容認証システムを使おう!」と提案。「歩容認証」とは、歩き方で個人を特定する最新技術です。加賀美がさっそく歩容を照合してみると、町田の現場付近をうろついていた不審人物と、連続失踪事件の現場付近をうろついていた人物は、やはり同一人物でした。さらにミハンメンバーと不審人物の歩容を照合してみると…もちろん全員不一致。これでミハンメンバーの無罪が証明され、吉岡は「よかった…!!」と大喜び。井沢は「残念。人殺しじゃなかったね♪」と明るく笑い飛ばしました。
引き続き、加賀美は過去の防犯カメラデータとの照合を行い、歩き方が一致する人物を特定。しかしまたもや画像不鮮明で、やはり顔が分かりません。それでも、犯人の車が向かった方向を重点的に捜査してみると…仁科の遺体が発見されました。おそらく、他の失踪者たちが遺体で見つかるのも時間の問題です。
翌日。出勤した加賀美はパソコンの画面を見て「歩容認証データが全て消えてる!」と驚愕。犯人が写りこんだ防犯カメラデータも全て削除されていて、完全に手掛かりが消されています。このミハンチームのオフィスに入れるのは、手のひらのデータを登録しているメンバーだけ。そして、ついさっきまで、北見がこの部屋に入り、トイレに行ったまま戻っていないことが発覚します。
加賀美が改めて確認すると、北見の位置情報や、通信履歴も全て消し去られています。どうやら、北見がミハンの捜査情報を流していたようです。吉岡は思わず「嘘でしょ?北見さんが犯人ですか!?」と驚愕。それでも井沢は「いや、彼じゃない。彼は犯人をかばおうとしている…」と否定し、北見の背後にいる人物を見据えているようでした…。
その後、加賀美が消されたデータの一部を復元。すると、また新たな事実が発覚します。7年前、ミハンがまだ試験段階だったころ、北見はすでにミハンと接点がありました。北見は大学生のころ、ストーカー被害に遭っていた女性を救出。しかしストーカー男は逆恨みして、北見を殺害しようとつけ狙い始めます。このストーカー男は、もちろんミハンシステムに危険人物として警告されていました。
しかしその直後、このストーカー男は歩道橋の階段から落ちて死亡。捜査情報には残っていませんでしたが、北見ではない別の男が、北見をかばうようにストーカー男を突き落としたのです。その瞬間、北見はその人物を目撃していたようでした。
まさかの事実に井沢たちは呆然…。さらに、今度はとつぜんミハンシステムから鈍い警告音が鳴り響き。北見が危険人物として警告されます。背後にいる真犯人とともに、動き出したのかもしれません。加賀美が防犯カメラのデータから北見が出入りしていた施設を特定すると、山内は「俺たちが行きます!」と叫んで、小田切とともに飛び出して行きます。
そのあと…加賀美はひっそりと画面を見つめて思案中。画面には、古い工場跡のような場所と、そこに出入りしている北見の姿が映っていました。ここが北見の潜伏場所なのかもしれません。加賀美はこんな大事な情報を誰にも告げず、一人でその場所に向かいます。
その夜…天気は雨。その部屋で、加賀美はノートパソコンの画面をしみじみと見つめています。画面には、焼き芋を持ってほほ笑む少年の笑顔が映っていました。そして、とつぜんバタバタと足音がして…北見が駆け込んできます。加賀美は、北見がここに来ると確信していたようで、全く動じることも無く穏やかに座ったまま。しかし北見は全身ずぶ濡れで険しい表情。ツカツカと歩み寄り、いきなり加賀美の後頭部に銃を向けますが…!?
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【絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~】第八話まとめ
今回はついに最終章突入ということで、北見と加賀美の過去や、香坂の驚くべき目的が明らかになる緊迫の展開でした。ミハンの周囲では、何者かが捜査情報を悪用し、法で裁くことのできない危険人物を抹殺していました。公安の曽根崎はまっさきに井沢を疑いますが、香坂はチームを信じて「真犯人をつきとめて、潔白を証明しましょう」と力強く宣言します。
井沢たちは防犯カメラ映像などを収集し、真犯人の映像を特定。「歩容認証」により、ミハンのメンバーは全員ぶじに無実が証明されました。しかしその直後、なんと北見がとつぜんこの重要なデータを全て消去して、どこかへ逃亡。吉岡は「北見が犯人!?」と疑いますが、井沢は「北見は犯人をかばっている」と言って、背後にいる黒幕の存在を見極めようとします。
加賀美はその存在に心当たりがあるようで、密かに北見の居場所を特定して直接対決へ。北見は問答無用で加賀美に銃を向けますが、加賀美は淡々と26年前に起きた無差別殺傷事件のことを語り、「そこで僕は罪を犯した。僕が犯した罪を…君は知ってるね……?」と問いかけます。すると北見は「あの人は罪なんかじゃない!」と反論。しかし次の瞬間、井沢と香坂が駆けつけて北見の身柄を取り押さえました。
北見は取調べで何も語ろうとせず、やはり誰かをかばっている様子。しかも、その後の調べで北見が強力な爆弾を作り、すでにどこかへ持ち出していることも判明します。折しも、東京では大きな国際会議・東京サミットが開催される予定です。井沢たちは北見たちがテロを企んでいることに気づき、また、香坂もそれに関わっているらしいことを知って衝撃を受けます。
…そして東京サミット当日。香坂が死亡し、井沢は激怒して曽根崎の元へ。曽根崎は部下に「井沢を殺せ!」と当たり散らし、錯乱状態。井沢は問答無用で曽根崎の首を締めあげました…。
【絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~】次回の展開予想
山内たちはプロの実行部隊に苦戦しつつも、「全ての責任を香坂さんになすりつけるつもりだ…!」と言って、何らかの確証をつかむ様子。井沢も「彼女はミハンを法制化に導き、犯罪を未然に防ぎたいという強い思いを持っている…」と香坂の信念を語り、何とか香坂を止めようとします。しかし香坂は悲痛な表情で銃を向け…「あなたに…出会わなければ良かった…」と言って井沢の腕の中で瀕死の状態に。次回は絶望の中で井沢の怒りが頂点に達し、もう誰も止められない事態に向かっていくようです…。
【絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~】視聴率
各話毎の視聴率 | |
第一話 | 10.6% |
第二話 | 10.7% |
第三話 | 8.6% |
第四話 | 9.4% |
第五話 | 10.6% |
第六話 | 9.2% |
第七話 | 9.7% |
第八話 | 9.5% |
(ビデオリサーチ調べ/関東地区)